テレビゲーム「MOTHER」の魅力

好きな作品

みなさんこんにちは、おかずっちです。

今回は前回に引き続き、僕が最近魅力的だと感じた作品の

ポイントをお伝えします。

いい作品に出会いたい、そんな方には興味をそそる内容になっています。たぶん。

ぜひ、最後まで読んでみてください。

この記事にはネタバレを含んでいますのでご注意ください!

大人になって魅力に気づいた作品たち その4

これまでに紹介した作品は以下の4つです

  • MOTHER2(ゲーム)
  • 耳をすませば(映画)
  • 春に(合唱曲)
  • 聞こえる(合唱曲)

テレビゲーム「MOTHER」とは

コピーライターの糸井重里さんが手がけたテレビゲームです。

キャッチコピーは

  • 「名作保証」
  • 「エンディングまで、泣くんじゃない」。

以下MOTHERの説明はWikipediaからの引用で済ませます。

現代アメリカを舞台とするSFファンタジー的な世界観やストーリー、ポップミュージック基調のBGMやカートゥーン風のキャラクターデザインなど、当時としては非常に斬新な要素が多く含まれている。アメリカの架空の町に住む主人公の少年が、各地で発生する様々な怪奇現象の原因を探るべく、仲間と共に冒険する様子が描かれる。

MOTHER2からのMOTHER実況

私はもともと小学生の時からMOTHER2のファンで、大人になってから「そういえばMOTHERも興味あるな」ということで

YouTubeのるなぼうさんの実況でMOTHERを見ました。

「信じる言葉」にグッとくる

まず紹介する魅力は、あるメインキャラクターのセリフです。

勇猛果敢で脳筋なキャラクターがいるのですが、

彼はあるとき敵からとんでもないダメージを受けて

病院に入院し、パーティから抜けてしまいます。

ベッドに臥した彼の言葉を引用します。

ちからだけじゃ やつらには 

かてねぇ。

でも おれたちは かならず

へいわを とりもどせる。

しんじてるぜ。

切ない音楽と合わさって、真に差し迫った感じがします。

胸から熱いものが込み上げてくる思いがしました。

真じることは罪じゃない

彼は、自分の最大の武器を持ってしても敵には勝てないことを認めて

その上で、自分たちが街の平和を取り戻せることを信じて疑いません。

そんな彼の言葉に対して、無鉄砲だと思う人もいるかもしれません。

一方で、私はそういう感じは受けず、この言葉から力強さを感じます。

信じるということは、確証のある事柄には使いません。

信じるとは、あくまで心の姿勢です。

そして、途方もないことを信じるということは、

とても勇気のいることで、エネルギーを使うことです。

思えば、どんなにすばらしい夢や目標も、信じることなくしては道半ばで挫けてしまいます。

私たちは何かに向き合い続けるために、信じる心の姿勢を持ち続けなければなりません。

自分の夢や希望が揺らぎやすい僕にとっては

この信じる姿勢を持ち続ける、ということはとても重要です。

そして、彼の、途方もないことを信じることばが、

パワーとなって響き、強い感動を覚えるのだと思います。

自分の道を信じ、そして、仲間を大切に

僕がこれから生きていく上で実践していきたいことの一つです。

MOTHERにおける愛と性の描写

話はガラッと変わりますが

最後の戦いの前に、主人公である12歳の男の子と女の子が山小屋の一室でダンスを踊るシーンがあります。

前後のセリフを含めて80秒程度の描写です。

私はこれを見たとき

過去に受けた性教育の中で、最もまともな教材に出会えたと感じました。

そこには確かに「愛」があると感じましたし、男の子と女の子が親密になろうとする「性」の関係がありました。

デズモンド・モリスによる「親密さの12段階」

親密さの度合いには、眺めることから性交(Sex)までの12段階が存在しています(デズモンド・モリス)。

この段階は必ず1から12まで順に進まなければならないというものではありません。

行ったり来たりすることもあるでしょうし

お互いに求めることによっては、進んだ数字から始まることもあるでしょう。

この段階を以下に示します。

  1. 目をカラダに
  2. 目を目に
  3. 声を声に
  4. 手を手に
  5. 腕を肩に
  6. 腕を腰に
  7. 口を口に
  8. 手を頭に
  9. 手をカラダに
  10. 口を胸に
  11. 手を生殖器に
  12. 性交

こうやってみると、性交にいたるまでの過程は

世の中で出回っているような

露骨な性描写の前から

自然にはじまっているものだと頭の上では理解できます。

SEXだけじゃない、ささやかな触れ合いも大事にしたい

私はこの描写を見て

この二人の関係を大切にしたい、と思いました。

また、自分の子供に親密にしたい相手がいるなら

大切に見守りたいし、

愛や性のふれ合いを大切にしていくことを教えたいと思いました。

学校ではここまでのことは教えてくれません。

「せいぜい性には12段階あって」ぐらいの知識を教えてくれるだけです。

僕の記憶では保健体育の教科書に

「性をモノとして取り扱ったものが世の中には溢れている」

という文章がありましたが、中学生当時の自分には

「イミワカンナイ、ドユコト??」

でしたし、

「結局どうしたらいいの?」

という答えを教えてくれることはありませんでした。

私は自分の子供には

  1. SEXがかならずしも親密さの最上位ではない
  2. いろんなふれあいを大切に、そして楽しんでほしい

この2点を伝えたいと思います。

おかずっちにとっての、30歳になってから作品に感じる魅力とは?

みなさんは日々作品に触れる中で

私と同じような魅力を感じるでしょうか?

ここまで5つの作品を紹介してきましたが

今の私が魅力を感じるポイントは

  • 両親からの愛
  • コンプレックスを乗り越えた先の成長
  • 言葉にすることをためらう若者の葛藤
  • 若者の好きの表現
  • 若者特有の混沌とした、それでいて力強い感情表現
  • 若者がもつ葛藤と願い
  • 信じる力強さ
  • 大切にしていきたい幼い愛と性

ざっと外観して

  • 愛や葛藤、信じることや願うことの力強さ、幼い頃からの性

などに魅力を感じるようです。

ちょうど私くらいの人間が理解できるテーマなのでしょうか。

みなさんはどうですか?

すでに理解していますか?

全く分からんという感じでしょうか?

歳をとるごとに理解したり共感できる物事が変わってきていて

それに伴い作品から感じ取る魅力や心から沸き起こる感動というのは違ってくる

というのが面白いですね。

今回紹介した5つの作品は今後もまた40歳、50歳になって、別の魅力が見えてくるのでしょうか。

こんな僕におすすめの作品があったら教えてほしいです。

おわりに

2日ほど投稿をサボってしましました。

引っ越し後のいろんな手続きとか

臨時給付金とか住まい給付金とか

一人増えて二人の子供をみながらコツコツとやっていくのは

難しいですね。

私ははやくWiFiルーターを自宅に設置したいので

YouTubeでルーターの勉強もしなきゃと思っています。

みなさんは最近なに勉強していますか?

ではでは、失礼します。

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